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数学と謎解き、そしてAI

今日は最近話題のネタについて、お話ししたいと思います。

以前、『技能者』と『技術者』についてブログを掲載した時に、

  • 5+3=○
  • ☆+△=8

の話をしました。前者『技能者』は「与えられたタスク(5+3)を正確にやり遂げる(=○)」、後者『技術者』は「目的(=8)達成のためのタスク(手段)を見出す(☆+△)」と結論付けました。

今日は考え方を変えてみたいと思います。

こんな課題があったとします。

  • x+y=8
  • x-y=2

ならば、x+2y=?

いわゆる連立方程式を解いて設問の解を求める、という数学の問題ですが、

これ、どこかで聞いたことがありませんか? 

そう、東大のイケメンタレントがやっている『謎解き』です。xとyが絵や文字になったらそのままですね。

それにしても「数学嫌いが多いのに、謎解きは好き」って方、多いような気がします。不思議な話です。同じことをやっているだけなのに…笑

それはさておいて、もう一つ見方を変えてみましょう。こんなシステムがあったとします。

  • x+yを入力すると、8が出力される。
  • x-yを入力すると、2が出力される。

となるようにシステムを設計します。ただし、人間はシステムの特性を与えてはいけません。

設計したシステムにx+2yを入力したら、何が出力されるでしょうか?

システムの中にて特性x、yをx=5、y=3という風に自己学習(自己教師学習もしくは教師なし学習)します。

そして学習結果を用いて、x+2yを入力すると11という出力を出す段取りです。

そうです、これが人工知能(AI)です。

私は連立方程式を用いて、AIを表現しました。連立方程式を用いる、ということは行列式で表現できるということなのです。そうです。AIは行列式を用いて自己教師学習の仕方を表現してます。

でも、単純すぎませんか?

はい、上記の例題は単純です。実際は一つの行列式では解けないものばかりです。最近のAIは100階層以上の行列式を解くことによって実現しています。多階層ニューラルネットワーク、すなわちディープラーニングです。ベースは一緒なのです。ただ昔はハードとソフトの技術が追い付いていませんでした。ごく最近の話です。

AIの進歩によって、世の中の技術は大きく変わりました。しかし、今のAIもまだまだ未熟です。どこかで続きをお話ししましょう。

それでは、よい週末を。