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現場の実態に即した支援活動を~『技能者』と『技術者』~

久々のブログ投稿になります。「お前、また仕事さぼってるな?!」と言われそうです(笑)

いえいえ、サボっていません!ちゃんと仕事をしていますよ。

先週木曜日は安全設計記法に関するWGにて認証機関、自動車サプライヤ、ツールベンターのエキスパートとの打ち合わせを行い、その場でISO26262のリスクアセスメントの手法について紹介しました。

翌金曜日には弊社の公開セミナーにて、初めてのお客様が私の講義を受けられました。お客様は大学院で研究に励んでいる学生の方でした。

そして、昨日、今日は認証機関のISO26262アセッサー研修を受講しました。

1週間のうちに研究開発の現場で活躍する方、プロジェクト・マネージメントを行う方と立場の異なる方と接したことになります。

実は開業以来、今までお付き合いさせていただいているのは、大手企業のエグゼクティブもしくはマネージャークラスの方々が殆どです。この方たちは過去、あらゆる現場において様々な経験、体験をされています。

一方で現在、現場で経験、体験されているのは先日セミナーを受講された学生をはじめ、大多数の若者たちです。

そうです、若者たちとの付き合いを増やしたいのです。今、現場で起こっていることを知りたいし、若者たちの声を訊きたいのです。

日本には優秀な『技能者』がたくさんいらっしゃいます。しかし『技術者』はどうでしょうか?

そもそも『技能者』と『技術者』って何が違うのでしょうか? 私の見解はこうです。

  • 『技能者』は与えられた課題を確実に解決できる方。
  • 『技術者』は潜在課題を顕在化し、必要な『技能』を選別して解決できる方。

従来の日本の教育は教師が課題を与え、それに対し生徒、学生が答えるというものが主流だったと思います。しかし社会では「与えられた」課題だけではありません。むしろ顕在化されていない課題の方が圧倒的多数なのです。そう、課題を「見つける」ことが大事なのです。その点で日本は海外に劣っていると言われています。

現在の開発や生産などの現場ではあらゆる作業の『自動化』が進んでいます。従来『技能者』が担っていた役割をハードやソフトなどの『設備』によって置き換えられています。逆に実施する作業内容に対して必要リソースを吟味し、対応手段(マンパワーに頼るか、設備を導入するか)を策定する『技術者』のニーズが高まっています。もちろん設備が正常に稼働しているか監視するのも『技術者』の仕事ですし、設備を管理する者を人選するのも『技術者』の仕事です。

従来の日本の教育は『技能者』の育成に長けていたと考えます。一方で『技術者』の育成には改善の余地があると言えます。弊社は『技能者』でなく『技術者』の育成に力を入れていきます。

  • 3+5=○  ⇒ 『技能者』育成の考え方
  • 8=△+☆  ⇒ 『技術者』育成の考え方

算数、数学で表すとこういうことです。ご理解いただけましたでしょうか。